2002年11月
11月9日
にわかに忙しくなってきて、正直わけわからなくなりつつあります。
サイトの更新をやっている暇が全く取れないどころか、精神的にも余裕がなくなりつつあってちょっとキツキツです(涙。
なんか、新しい化合物と思しきものを見つけてしまったようなんですよ。
で、現在それの構造解析でおおわらわで、ついでに「本当に過去に見つかっていないブツなのか調べる」作業で輪をかけた忙しさなわけです。
さらに、最近までは中間報告会の資料作りがあり、今後は学会発表の予稿を作らなくてはいけないので忙しさにターボがかかるわけです。
で、平行して修論の実験も進めないといけなくて、これまた切羽詰っているので忙しさにアフターバーナー点火とかいうような状況で。
学校からの帰りもめっきり遅くなり、日付が変わってから家に帰ることもザラになってしまいました。
なにしろKHSさんのチャットに、学校から参加している程だもんなぁ。
気が変になりそうなのを、早急になんとかしたいです(涙。
なにか手軽でいい気分転換はないものか…。
まあ、うまくいけば歴史の片隅に名前が残るかもしれないという状況なので、やりがいを感じてはいるわけです。
とりあえずICSDには登録されていないし、「実は既知」というオチはないと信じたい…。
閑話休題。
とりあえず、ここ最近で思ったことを。
・研究報告には、自分で責任を持って質問に回答できるものを載せるべし。よそでやってもらって、その内容を自分自身が大して把握していないようなデータは、どんなに面白くても自分でしっかり把握するまで外に発表すべきではない。突っ込まれると回答に窮して泣くから(涙。
・つーか基礎知識の不足を思い知った。そして単に結果を出すことに固執して、自分の実験の本質、ひいては修士課程在学の意義すら完全に見失っていたことを突きつけられた気がした。
・次の発表では、「これこそが俺の仕事」というものを発表し、悔いのないものにしたい。そして今回の雪辱を。
まだ、全てが終わったわけではない…。
11月10日
本当はやることがあったのですが、サボって一日休むことにしました(爆。
まじめな話、今までの経験上こんな感じで頭の中がごちゃごちゃしている時には、一度徹底した気分転換をして脳内クリーンアップ&デフラグしたほうが、後の作業効率が上がるのです。かえって余計なことを考えなくなるから。
そんなわけで、今日は自転車で出かけてきました。行き先は例によって紫山です。
今日は昨日とはうって変わったいい天気で(昨日はいきなり雪が降ってきて焦りました)、雲がほとんどない澄んだ空。所々まだ雪が残っていて、散り始めた紅葉と相まって季節感が混在している不思議な光景でした。
夕暮れ時に街がオレンジ色に染まったのを見た時には、なぜか奇妙な懐かしさを覚えたりもしました。屋根に雪が残っている家々が赤く染まるのは、いつかどこかでこれと似た景色を見たような気がするんだけど…。
結局、今日はかなりの枚数の写真を衝動的に撮ってしまいました。
紫山第二公園の北側にある空き地の草むらは、もうすっかり茶色くなってしまっていました。
ただ、そこで見上げた空が綺麗で、ふと気がつくと飛んでくる飛行機がはっきりと見えたんですよね。
それを見ていて、ふとここに初めて来た時のことを思い出しました。
あの時、雨上がりの虹がかかっていて、その虹を追いかけるように東に向かって走っていたら辿り着いた二丁目公園。
虹をバックに子供たちが遊ぶ光景をカメラに収め、それは後にHPに出すことになります。
その後ふらふらと北側の空き地に立ち寄ったんですが、確かここには、その時は犬を連れた人が通りがかっていました。
すぐ近くにある「黄色いからす」の黄色い建物が、虹をバックによく目立っていました。そしてようやく暖かくなり始めた世界に顔を出した若い草葉が、風に揺られてサラサラ鳴っていたんですよ。
すると遠くの方からジェット音が聞こえてきて、ふと顔を上げると雨上がりの青空にはっきりと飛行機の姿が見えました。それは飛行機雲を引きながら、南の空へと消えていきました。
その後しばらく、草の鳴る音や子供の声などの自然の音を聞きながら、ぼーっと空を眺めていました。
ただ「空が青い」ってだけで、泣きそうになるほどどういうわけか嬉しくなっていました。理由は今でもわかりませんけど…。
そんな気持ちを、今日は思い出すことができました。
あと、それと連鎖して思い出した気持ちがもう一つ。
「温かい心」というものの存在。誰かに温かい気持ちを持って、何かをしてもらうことの有難さ。
そして、その気持ちに報いたいと思う気持ち。「ありがとう」と言いたくなる気持ち。
どちらも最近忘れ去っていた気持ちで、それを思い出せただけでも、今日は凄くいい日だったと思いました。
明日からはまた、狭い研究室にこもる日々になりますが、少しでもこの気持ちを覚えておけるように、今日ここに書き留めておくことにします。
11月25日
なんだか日記がすごい勢いで滞っておりましたが、これは純粋に書く暇がなかったためであります。
この二週間、実験はもとより学会発表の資料作りとか、新サイトの立ち上げ(あるいはそこに至る諸々の出来事)等々がございまして、溺れかけておりました(爆。
実は先週の土日、16日と17日には無理やり実家に帰ったりもしていたんですが(あまりにも精神的に参っていて、どうしてもリフレッシュしたかった)、結局学会資料の作成を持ち込んだせいでほとんど何もできずに終わってしまったほどです。
で、今日はここ数日の動きをダイジェストでお送りします(爆。
一昨日11月23日、件の駅伝が開催されました。天気は快晴、絶好の駅伝日和となったのですが…。
僕自身は実は、もう一ヶ月近く走りにいけなかったどころかコースの練習すらもしていないという状態でして、はっきりいって全然まともに走れる自信がありませんでした。
このコースは山道のアップダウンが激しいため、ラップタイムを上げるにはペース配分が重要になってきます。特に後半に登り坂が来る構成なので、前半いかに体力をセーブしつつ追い上げるかという感じになります。この加減は、何回か走っていないとうまく掴めるものではありません。
結局当日は、ペース配分もろくにわからないまま第二走者でスタート。
結果はおよそ一ヶ月前に走ったタイムトライアルのタイムと大体同じという結果でした。もう少し速くなっていないと、戦力とはいえないかなーなんてあの時に思っていただけに、かなり残念というかなんと言うか…(涙。
ちなみに僕が走ったチームは、その研究室の本命ではないBチームでして、優勝狙いのAチームは新記録を出した去年を上回るタイムを叩き出した…んですが、惜しくも破れ、二位に終わりました。
ですが、アンカーのスタート時点では彼らは三位でして、アンカーがゴール直前に一人抜いて二位になったという、いいシーンを見せてくれました。
僕は他の研究室から助っ人に来たよそ者の身分でしたが、彼らと一緒に走れて本当に良かったと思いました。清々しい空気というとなんだか陳腐な表現でアレですが、それのおかげでささくれ立っていた心がだいぶ救われた気がします。
夜にはシルクでフォース。短い間でしたが、ERO君と遊びました。
フォースに関してはセガBあたりで色々と言う人もいますが、この時の対戦は(なかなか思うようにいかないとはいえ−特にAI)単純に楽しかったですよ。ええ。
11月24日は、全身筋肉痛で終日マグロ。
SHOさんにみかんジュースを渡したぐらいで、なんだかあっという間に終わってしまいました。
今日、11月25日は、実験の都合上朝4時半に起きて6時に学校に行きました。
まだ日が昇っていない街を自転車で走ると、自分の立てる音がすごくよく聞こえます。卒論の時期にもこの時間に学校に行っていたことがあり、そのことを思い出して懐かしい思いに浸りました。
あの時は雪がよく降って、その音も聞こえてきてたっけ。雪が積もる時にサラサラっていう音を立てるって、あの時初めて知ったものでした。
見慣れた昼間や夜の表情とはまた違い、明け方の街は静寂に満ちた独特の空気をたたえています。
そのことを、久しぶりに感覚で思い出しました。
猛烈に眠くなりますけどね、これをやると(涙。
11月28日
実家のくろねこが、交通事故で死んでしまったそうです。
昨夜ココイチでカレーを食べていたら、母親から携帯にメールが。「くろがしんだ」
「え」
10日ほど前、ふらっと実家に帰った時にはすごく元気に飛び回っていたあのくろねこに、もう二度と会えないとさすがにすぐには実感が湧きませんでした(ちなみに迷い込んできた子猫も僕が仙台に戻った直後に家出してしまい、現在実家にいる猫はちぐらさんだけなのだとか)。
でも間違いなく事実のようでした。
寝る前に、くろねこに別れの言葉を言おうとしたんですよ。
したらなんか、「ありがとう」とか「元気でね」とか、そんな言葉が他を押しのけて頭に真っ先に思い浮かんできました。なぜだか理由は判りません。でも、かなり自然に思い浮かんできました。
でもこれ、死んじゃった人(?)に告げる別れの言葉じゃないだろうに…(ありがとう、はともかく)。
というのが昨夜の話で、今朝はちょっといてもたってもいられなくなって、早く目が覚めたまま、その足は学校と逆の方向−紫山に向かっていました。どうにも心がすっきりしない時には、僕の場合大抵紫山公園や二丁目公園あたりを散歩するとおさまるので、今日もちょっと出勤前に出かけてみたというわけです。
最初雨が降っていて、結構濡れてしまったんですが、紫山公園に辿り着いたあたりで雲間から太陽が顔を出しまして、二丁目公園まで移動した時には雨はすっかり上がっていました。
青空が見えたときに、なんか自然に祈っていました。
「冥福を祈る」とかそんなのじゃなくて、「次に生まれてくる時には、もっと幸せになれよ」とか、そんな感じだったんですが。
なんだか祈っている本人も、わけがわからなかったんですが。
なぜだかこの時、くろねこといい別れ方ができたような不思議なものを感じました。
青空っていうのは、本当に不思議なものだったっていう、今日はそんなとりとめのないお話でした。
11月30日
前日から今日にかけて、秋保温泉に行っておりました。
僕が学部時代にいた古巣の研究室(駅伝の時に参加したところ)の10周年記念パーティーが秋保であり、それに参加していたというわけです。
昨日はちょっと睡眠不足で、終日調子が悪かったです(涙。
しかもねー、なんか色々と厄介事が多くて(涙。
集合場所を危うく間違えそうになったり(記念講堂と50周年記念会館を間違えて死にかけた…って、わかる人は少ないと思うけど)。
風呂場で脱衣所に置いておいた浴衣を誰かに持っていかれたり(脱衣所で立ち往生しました。それもパンツ一丁で(涙))。
修論に新たな課題を彗星の如くもたらした某論文の著者が、実はその筋では信用があまりない人物だったり(卒論の時にもこれと似た出来事があったので、かなりブルー入りました)。
もうこの手のネタは結構ですってば(涙。
ところで件のパーティーには僕が初対面となる大先輩も多く参加していて、本当は色々と挨拶して回るべきだったんですが、調子が悪いところに酒が入ってぐんにゃりしてしまったためできなかったという。
結局、知ってる先輩と雑談しただけで終わってしまったのがもったいなかったなぁ。
んで僕はちょっと早めに床についたんですが(なんかみんな徹夜しそうな勢いで騒ぎまくりーの、コンパニオンのお姉さんを呼んで王様ゲームをやりーの)、時々妙に寒い風が入るんですよ。空調が利いている部屋のはずなのに。
なんか見てみると、時々誰かがベランダに出て下の方を覗き込んでいるんですよ。
で、しばらく寝たふりして様子をうかがっていたら、なんか女湯の露天に向かう通路が見えるとかなんとか。
えーと。
そういうのはそんなに堂々とやっちゃダメだってば(涙。
しかも朝早くからベランダで頑張るのもどうかと(汗。
貴重な機会はもう少し有効に活かせないとだめねーとか思った週末。